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(1)腹部エコー検査(超音波検査)
最も簡便で負担の少ない検査です。1cm程度の小さな病変も発見することが可能です。但し、高度の肥満の方や腸内ガスの多い方では、エコーでは見えにくい場所が多くなり病変の検出感度が落ちます。
検査所要時間:約20分
絶食が必要です、外来にて行います。
(2)腹部造影CT検査
エコー検査で病変が見つかったときや治療後の評価のための精密検査として行います。エコー検査と異なり、肥満やガスの影響をほとんど受けません。造影剤という薬を用いることにより、肝細胞がんの性質や大きさ、数などを詳しく調べることができます。
検査所要時間:約20分
絶食が必要です。外来で行います。
(3)血管造影(肝動脈造影下CT)
肝動脈内にカテーテルという細いチューブを挿入し、動脈内に直接造影剤を注入することにより肝細胞がんを見つけます。肝動脈造影時に同時にCTを撮ることで、通常の造影CTよりも高感度に肝細胞癌を見つけることができます。
検査所要時間:約1時間
絶食が必要です。
入院していただいて施行します。

慢性肝炎の患者さんの場合、腫瘍マーカー検査は4〜6回/年、エコー検査を2〜3回/年、CT検査を1回/年の程度の間隔で受けていただき、肝細胞がんの監視を行います。肝硬変の患者さんの場合は、腫瘍マーカー検査を6〜12回/年、エコー検査を4〜6回/年、CT検査を2〜3回/年受けていただき、より厳重に肝細胞がんの監視を行います。

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