会長挨拶

会長 太田 和俊
同門会 会長
太田 和俊

 熊本大学医学部科歯口腔外科は昭和36年4月に初代科長として濱坂威稜男先生が赴任され、熊本大学附属病院歯科として開設されました。その後、二代目科長となられた田縁昭先生のご尽力で昭和50年には熊本大学医学部附属病院歯科口腔外科に名称変更し、昭和61年には熊本大学医学部歯科口腔外科講座となり田縁昭先生が初代教授に就任されました。平成10年には篠原正徳先生が二代目教授として就任され、臨床面では病床の拡大、新規外来・入院患者数の増加、手術数の増加と飛躍的に進化発展を遂げ、研究面や教育面でも口腔がん研究の基礎が築かれ多くの学位取得者が輩出されています。なかでも平成17年には助教授として指導にあたられていた池邉哲郎先生が福岡歯科大学口腔外科教授に就任され、平成28年には当科講師として勤務されていた平木昭光先生が同じ福岡歯科大学口腔外科教授に就任されました。平成27年1月には中山秀樹先生が当科講師を経て三代目教授として就任され現在ご活躍されています。その活躍ぶりはこのHPの中で示されている通りです。

 そのなかで熊本大学歯科口腔外科同門会は医局員とその出身者を中心に歯科口腔外科に貢献いただいた方を会員とし、現在(2022年12月)では総員262名の大所帯で構成されています。同門会は会員相互の親睦と扶助、会員の学識向上に努めることと、地域社会の歯科口腔外科医療向上に寄与している熊本大学歯科口腔外科の発展に資することを目的として活動を行なっています。そのため年に一回は同門会総会を開催し、併せて学術講演会と懇親会も行なっています。残念ながら令和2年度からは新型コロナ感染症の煽りを受け中止となっていますが、今年は例年通りの開催を予定しています。会員には改めて郵便にてご案内を差し上げたいと思います。また同門会誌も平成11年より定期発行し、昨年には開催60周年記念誌として第23号が発刊されました。会誌はPDFとしても保管され、会員はこのHPよりログインすることで過去の同門会誌も読むことができる様になっています。会員の方には懐かしい記事にアクセスいただければ当時の記憶が思い起こされるではないかと思います。ぜひご一読ください。パスワードが不明な方は医局にお問い合わせください。

 最後になりましたが会員の方には日頃のご支援を感謝いたしますとともに、今後もみなさんが誇れる様な同門会を目指して活動を行っていきたいと考えていますので、ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

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