センターについて

熊本県のがん相談支援センターについて

 熊本県では、県民の皆さまが「質の高いがん医療」を受けることができるように、その拠点となる医療機関として、国指定の都道府県がん診療連携拠点病院1カ所、地域がん診療連携拠点病院7カ所、県指定がん診療連携拠点病院11カ所のがん拠点病院(以下、「拠点病院」という。)を整備しています。

がん拠点病院の主な役割

  • 専門的ながん医療の提供等
  • 地域のがん医療連携体制の構築
  • 情報提供や相談支援を目的とした「がん相談支援センター」の設置

がん相談支援センターとは

患者様やご家族様また地域の方々からの、がんに関する様々な相談・心の悩みをお受けする「がんの相談窓口」です。
がんを抱えながら、その人らしい生活や治療の選択ができるようにお手伝いをさせて頂きます。どんな小さなことでも、ひとりで悩まずに、お気軽にご相談ください。
(ただ、あなたの担当医に代わって治療について判断するところではありませんので、ご留意ください。) ご相談(面談・電話)は無料です。また匿名での相談もお受けします。
ご相談いただいた内容が、あなたの同意なしに他者に知られることはありません。どうぞ安心してご相談ください。(他の医療関係者へ伝えることが、ご本人にとってよりよいと考えられる場合には、その旨を説明し、ご本人に了解を得た上でお伝えします。)

がん相談支援センターは、どこにあるの?

県内19カ所のがん拠点病院に、がんに関する相談を受ける窓口である「がん相談支援センター」が設置されています。

相談員はどんな人?

国立がん研究センターがん対策情報センター主催の「がん相談支援センター相談員研修」を終了したがん専門相談員(看護師・ソーシャルワーカー)です。
がん専門相談員は、相談者に寄り添い、困りごとの本質をともに考え、実際の診療に関わる医師、看護師からは中立的な立場で、患者家族の理解を促進するような説明、橋渡しなどを行っています。
県内のがん相談員の資質向上のため、がん相談員研修会の開催(定期的に年2回)や他の研修会等にも参加し日々、研鑽を積んでいます。また、リレー・フォー・ライフ・ジャパンくまもとにも参加しています。