相談 Q & A
ご相談内容
診断時のこと
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- すぐに治療を決めないとだめですか?
- 診断・治療の時期は、限られた期間でさまざまなことを決め、判断しなければなりません。時には、聞き慣れない医療用語での説明や、様々な治療の選択肢を提示され、迷うこともあるかと思います。
納得した選択をするために、担当医や医療者と十分に話し合いを重ね、正しい情報を集めることが重要です。
冊子「重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ」を参考にされてもよいです。
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- 医師からの説明でわからないことがありました。再度質問しにくいのですが
- 話し合いの中で、わからないことがあるときには、遠慮せずに尋ねましょう。事前に聞きたいことをメモしておき、説明に臨むとよいでしょう。また、治療のことに限らず、あなたの気持ちや希望、生活の中で大事にしたいことなども伝えていきましょう。そうした中で、少しずつ信頼関係も築かれていきます。
また、がんに関する冊子やパンフレットなどの情報を集めたいときは、がん相談支援センターをご利用ください。
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- がんの診断を受けて以来、気分が落ち込むことがあります
- がんと診断されたとき、多くの方は衝撃を受け、気持ちが動揺します。その気持ちを誰かに話せれば、自分の気持ちを確認することもできますし、気持ちが軽くなることもあります。
「食欲がない」「眠れない」などの症状を伴う場合は、なるべく抱え込まず医師や看護師に相談してみましょう。
医師には直接聞きにくい、身近な人には話しづらいということがあれば、がん相談支援センターにご相談ください。
また、患者さん同士だからわかる悩みもあります。「がんサロン」は、がん患者さんやそのご家族等が集まり、交流や情報交換をする場です。
熊本県内のがんサロンは20カ所以上あります。がん相談支援センターでお尋ねください。
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- セカンドオピニオンを受けたいけど、どうしたらいい?
- セカンドオピニオンとは、診断や治療方法について主治医以外の専門医の意見を聞くことです。今後の治療の参考にしていただくことを目的としています。病院を移るのではなく、他の医師の意見を聞く機会であることをよく理解しておきましょう。
セカンドオピニオンを受けることは、決して担当医との信頼関係を壊すことではありません。あなた自身が病状を十分理解し、納得した治療を受けることが大切です。セカンドオピニオンを受けたいという意思があれば、きちんと担当医に伝えましょう。直接担当医に伝えにくいときには、外来の看護師や、がん相談支援センターに相談してください。
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- 今までの生活が続けられるのか不安
- がんの治療では、多くの場合、入院や定期的な通院、自宅療養が必要となるため、仕事や家庭、社会活動に影響が及びます。治療を続けていくためにも、これからの生活のことも大切にしましょう。
治療と療養生活を両立していくためには、周囲の人に病気のことを伝え、役割を一時的に代わってもらうことも必要になるかもしれません。仕事を続けられるか不安に思い、退職を考える方もいるかもしれませんが、大きな決断は急がないようにしましょう。
治療中の生活をサポートできる制度やサービスの情報、家族・職場の方との関わり方については、がん相談支援センターにご相談ください。
お金のこと
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- 医療費のことが不安です
- 治療によっては、長期間、高額な医療費がかかる場合もあります。安心して治療に専念できるよう、利用できる制度やサービスを知っておくとよいでしょう。
経済的な負担を軽くする制度として、- 高額療養費制度
- 確定申告による医療費等の控除
- その他、無料低額診療事業や一人親家庭等医療費助成制度、自立支援医療、小児慢性特定疾患治療研究事業、重度心身障害者医療費助成制度などがあります。
治療中のこと
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- 抗癌剤の副作用が心配で治療を迷っています
- 抗がん剤の治療は、ほとんどの場合、副作用を伴います。副作用の程度は個人差があり、抗がん剤の種類によっても異なります。
自分でわかる症状としては吐き気・倦怠感・脱毛・下痢・手足のしびれなどです。検査でわかるものとしては白血球の減少・貧血などがあります。
症状や検査データを診ながら十分な副作用対策と治療を行います。症状は我慢せず、医師に相談しましょう。
不安があると、副作用の症状も、よりつらくなります。治療前に、どの時期にどんな症状が出易いのか理解して治療を受けることが大切です。医師や看護師に確認しておきましょう。
また、脱毛や皮膚のトラブルなど外見の変化が気になる場合は、ウィッグ(かつら)や帽子、化粧品でカバーすることもできます。がん相談支援センターには、ウィッグやケア用品、パンフレットを展示しておりますので、ご相談ください。
在宅のこと
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- 退院しますが、自宅で利用できるサービスはありますか
- 自宅に戻り、以前のような生活ができるか不安なときは、介護保険や訪問看護など利用できるサービスがあります。
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介護保険とは
自宅で生活するために、お風呂やトイレに手すりが必要、買い物や食事の支度、身の回りの手助けが必要な場合、住民票がある市区町村に申請し、要支援・要介護認定を受けることにより、サービスを利用できます。
65歳以上の方は原因を問わず、介護や日常生活の支援が必要となった場合に認定を受け、介護保険のサービスを利用できます。
40~64歳の方は 病気により、介護や日常生活の支援が必要となった場合に認定を受け、介護保険のサービスを利用できます。
区分によりサービスの幅は違いますが、訪問介護や訪問看護、通所サービス、施設入所など利用可能です。 -
訪問看護とは
病状の観察や健康状態の管理と看護、食事や排泄ケアなど療養生活の支援・相談、ご家族の相談と支援、点滴や創部の処置などの医療処置、終末期ケア・・・と、幅広く自宅での生活の不安に対応します。
介護保険は 1~2割負担、医療保険では1~3割負担となります。
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緩和ケアのこと
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- 緩和ケアとはどんなことをしてもらえるのですか
- 緩和ケアとは、身体や気持ちのつらさ、社会的な問題によるつらさなどをやわらげるための治療やケアのことで、診断時から終末期まで、病気の段階に関わらず、いつでも受けられます。患者さんが自分らしく生きるための支援を、多職種(医師、看護師、臨床心理士、管理栄養士、薬剤師、社会福祉士など)で構成された「緩和ケアチーム」で行います。
終末期の治療については、緩和ケア病棟への入院、緩和ケア外来への通院、訪問診療や訪問看護ステーションなどを利用した在宅緩和ケアなど、様々なライフスタイルに合わせた選択もできます。
つらいとき、どのように選択していけばよいのかわからないときは、がん相談支援センターにご相談ください。
希少がんについて
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- 希少がんと言われました。希少がんってどんながんですか
- 希少がんとはー「希少(きしょう)がん」とは、『人口10万人あたり6例未満の「まれ」な「がん」、数が少ないがゆえに診療・受療上の課題が他に比べて大きいがん種』の総称です。200種類近い悪性腫瘍が希少がんに分類されます。(希少がんセンターホームページより)
希少がん医療の課題として、病気に関する正確な情報が入手しにくいことがあります。がん相談支援センターでは希少がんの患者さんやそのご家族の相談に対応しています。
- もっと詳しく知りたい方へ
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国立研究開発法人国立がん研究センター 希少がんセンター
https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/index.html