クッシング症候群(CS)およびサブクリニカル・クッシング症候群(SCS)における潜在性原発性アルドステロン症合併例の診断法
CSおよびSCSにおいて,PAを合併する例が高率に存在することが明らかになりつつある。そしてそのような場合PAが潜在したまま診断されない場合が多く,CS,あるいはSCSの治療後に初めてPAの存在が明らかになり病態が悪化することも考えられる。合併症例を的確に診断する方法について前述のACTH負荷試験等の応用を行うなどの研究を行っている。
(参考文献)
- Kukidome D, Miyamura N, Sakakida K, Sakaguchi M, Motosima H, Araki E. A Case of Cushing Syndrome Associated with a Cortisol Producing Adrenal Adenoma and a Latent Aldosteronoma –Usefulness of the ACTH Administration Test in Differential Diagnosis –(投稿準備中)