熊本大学の小児外科・移植外科は、新生児を含めた小児外科と、成人・小児の肝移植を中心とする腹部臓器移植外科の両翼をひとつのチームで担う、世界でもあまり類を見ない特別な診療科です。教室員の総力を挙げ、小児外科と成人・小児の移植外科という極めて専門性が高く、高度な知識と技量が要求される領域において、良性・悪性疾患全てを網羅した全方位的な医療を目指しています。患者さんの生涯にわたって時間を共有し、命と対峙することを喜びとして、日々研鑽を重ねてまいります。
一般手術から高難易度手術までを手がけ、生涯にわたり患者さんを診る我々は、まず何よりもひとりの人間として患者さん・ご家族と向き合い、そして外科医・科学者として生命の深淵を覗き込むことを怖れず、真理を探究するacademic surgeonであることを信条としています。
日本のみならず世界中の小児患者さん、そしてがんを含む様々な理由で末期臓器不全に陥った患者さんに最高の外科医療を届けることが我々の使命です。たとえ険しい道、道なき道であっても常に患者さんと共に未来を信じ、技と知恵を限りなく磨き、熊本から連帯を広げて、理想の高みを目指してまいります。
「教授あいさつ」より一部抜粋
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