小児・成人のいずれも対象とした生体肝移植を主な診療領域としています。
肝移植の対象疾患としては、小児では、胆道閉鎖症・劇症肝不全・ウィルソン病などの代謝性肝疾患・肝芽腫などがあり、成人ではウィルス性肝炎・原発性胆汁性肝硬変などの胆汁うっ滞性疾患・腫瘍性疾患・家族性アミロイドポリニューロパチーなどの代謝性肝疾患・劇症肝不全などがあります。
当科では平均年間35例程度の生体肝移植を施行しており、移植症例数では全国の上位にランクされています。
また数少ない小児肝移植の専門施設としても高い評価を受けています。
短腸症候群や腸管機能不全に対する小腸移植も診療対象としています。
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