第42回日本胆道閉鎖症研究会(東京大学 山上会館)において、吉井大貴医師が、「平成27年遼太郎ちゃん基金優秀演題賞」を受賞しました
平成27年11月7日(土)、東京大学山上会館にて第42回日本胆道閉鎖症研究会が開催されました。以下は、参加した吉井医師からの報告です。
学会全体としては、開腹葛西手術と腹腔鏡下葛西手術のディベート企画や、特別企画として胆道閉鎖症診療ガイドライン作成に向けての作成統括委員会からの報告など、1日で終わらせるにはもったいないほどの充実した内容で、非常に有意義な会でした。
今回、私の研究テーマである細胆管反応について、ヒト肝組織を用いた研究結果を報告させて頂きました。質問としては、座長からは胆道閉鎖症患者のSOX9発現の経時的な変化について聞かれ、フロアからは出生後早期は胎生期の肝臓におけるSOX9の発現が継続するので、解析する日齢は揃えた方が良いのではというアドバイスを頂きました。このような名誉ある賞を頂くことができ、私の研究のモチベーションに繋がるとともに、臨床にもつながっていくような研究になるように努力したいと思いました。
東大には生まれて初めて行きました。赤門はテレビではよく見るのですが、実際に実物を見ることができて、とても貴重な経験ができました。
同時に受賞されました、久留米大学小児科の水落建輝先生に写真を撮って頂きました。ありがとうございました。(2015.11.07)
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