今回で第6回となるTALT(Trans-ARIAKE Liver Transplantation Forum)フォーラム。毎年開催される長崎大学 移植・消化器外科と熊本大学 小児外科・移植外科の交流フォーラムです。日常診療で悩んだ症例や治療が困難であった症例を持ち合って相談、討論することが目的です。
今年は特別講演の講師として北海道大学 臓器移植医療部部長 嶋村 剛先生をお招きし、熊本で開催しました。
会場は熊本大学病院敷地内の山崎記念館でした。
江口先生による進行のもと、それぞれの施設の症例提示を行いました。
熊本大学からは林田先生が術後早期肝動脈血栓症の経験について発表されました。
活発な討論が行われ、とても勉強になりました。
長崎大学からは濱田先生が急激な肝不全をきたした急性拒絶反応の症例を発表していただきました。
長崎大学からおみやげをいただきました。ありがとうございます!
特別講演は当科教授の猪股先生座長のもと、遠方の北海道から講師をお招きして行われました。
阿蘇山の噴火で来熊は困難かと思われましたが、北海道大学の嶋村先生に北海道における肝移植について御講演いただきました。
とても内容の濃いフォーラムになりました。
勉強の後は、懇親会でさらに親睦を深めることができました。決して強制ではありません(笑)。
他施設間で意見を交換することはとても貴重でとても刺激的でした。嶋村先生、長崎大学の先生方、遠路はるばるお越しいただきありがとうございました。
次回のTALTが楽しみです。(2016.10.08)
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