2018年1月19日、KKRホテル熊本にて第10回熊本臓器移植フォーラムが開催されました。

一般演題では、熊本赤十字病院の山永成美先生座長のもと、当院神経内科、特任教授でいらっしゃいます山下太郎先生に「V30M型および非V30M型遺伝性トランスサイレチンアミロイドーシスに対する肝移植の効果の検討」を御発表頂き、家族性アミロイドポリニューロパチー患者に対する肝移植の有用性についてお話しいただきました。また、熊本赤十字病院の西田翔先生に「生体腎移植ドナーにおける術後残腎機能規定因子の検討」ということで、詳細な分析結果を御発表いただきました。

特別講演として、当科教授の日比泰造が座長を務めさせていただき、自治医科大学外科学講座移植外科部門教授でいらっしゃいます水田耕一先生に「肝移植後長期フォローアップ」ということで御講演いただきました。移植後のフォローアップ体制について、詳細に御紹介いただき大変勉強になりました。今後の診療にぜひ活かしていきたいと思います。（2018.01.19）