熊本大学大学院生命科学研究部 乳腺・内分泌外科 講座 患者さま・一般の皆様へ 医療者・医学生の皆様へ

医療者・医学生の皆様へ

乳癌の「硬さ」は治療効果と関連している


はじめに

超音波エラストグラフィーは通常の超音波検査に加えて、対象の『硬さ』を評価することにより、癌とその他の良性病変との診断を手助けするツールであり、当院でも2007年から導入しております。

一方で乳癌の硬さは、乳癌細胞や周囲の様々な環境との相互関係によって形成されることが明らかとなってきています。

そこで超音波エラストグラフィーによって評価した乳癌の硬さが、乳癌の性質や乳癌治療薬の効果などと関係するかどうかを解析致します。

また同じように、MRI検査(拡散強調画像)などの評価と、乳癌の性質、治療薬の効果についても検討を行います。

対象

2007年以降に当院にて乳腺疾患の診断のため、各種検査を受けられた方を対象としております。これらの検査は通常の診療において行われるものであり、本研究の為に、追加で行われるものではございません。対象となることを希望されない方は、当科までご連絡下さい。

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