熊本大学大学院生命科学研究部 乳腺・内分泌外科 講座 患者さま・一般の皆様へ 医療者・医学生の皆様へ

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日本人女性におけるホルモン陽性乳癌の発症予防にむけた高危険群選別モデルの開発


本研究は、北海道大学、名古屋市立大学との共同研究の一貫として行われます。

はじめに

現在、乳癌は日本人女性のがんの罹患率の第一位であり、ここ20年間でほぼ2倍に増えています。この増加している乳癌の大部分が女性ホルモンの働きで増殖するホルモン陽性乳癌であるといわれています。乳癌のなりやすさには、様々な環境要因と遺伝的素因が関係しますが、今回の研究では、遺伝子の形の違い(遺伝子多型)がホルモン陽性乳癌のなりやすさに及ぼす影響を調べていきます。

対象

本研究は、2011年4月~2015年3月の期間中、当院で手術を施行した患者様を対象とします。手術及び治療前に採取された血液の一部を使用させて頂きます。

研究内容

血液中の細胞から遺伝情報(DNA)を取り出し、これをもとに遺伝子の型を判定致します。その他血清中に含まれる様々なタンパク質や、環境要因についても調べさせて頂きます。乳癌に罹患していない女性とこれらの結果を比較し、ホルモン陽性乳癌のなりやすさに関与する因子を特定します。

医学上の貢献

ホルモン陽性乳癌の発症に関わる遺伝子多型や環境要因の組み合わせを特定することで、日本人女性における乳癌の診断がより効果的に行われることが期待されます。

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