熊本大学大学院生命科学研究部 乳腺・内分泌外科 講座 患者さま・一般の皆様へ 医療者・医学生の皆様へ

患者さま・一般の皆様へ

教授あいさつ ~患者様・一般の皆様へ~


乳腺・内分泌外科では乳癌の集学的治療、甲状腺・副甲状腺疾患の外科的治療を担当しています。

乳癌の診断・治療はこの20年間で大きく変わりました。以前は主流であった乳房切除術は少なくなり、現在は乳房温存療法が全体の60%に行われています(日本乳癌学会調べ)。乳癌手術では、術前に薬物療法で腫瘍を縮小させて縮小手術を行うこと、センチネル(見張り)リンパ節生検の結果から腋窩リンパ節郭清を省略することなど、患者様に優しい手術を心がけています。

乳房切除術が避けられない場合にも、形成外科の協力で自己組織やインプラントを用いた乳房再建術なども積極的に取り入れています。薬物療法では、国内外の治験や臨床試験に積極的に参加し、新薬剤や治療法の開発、予後因子や効果予測因子そしてバイオマーカーなどのトランスレーショナル研究に関わっています。特に、進行乳癌に対するホルモン療法や遺伝乳癌に対する診療研究は高いレベルにあると言えます。

また、腫瘍の性質や患者様の個性に合わせた個別化診療を目指して、病理部、他診療科医師、薬剤師、看護師、ソーシャルワーカー、医療事務と共にチーム医療を実践しています。私たちは患者様が安心して最先端の専門医療を受けることができ、かつ心の安らぎと癒しを得られることを心掛け、より患者様に寄り添った医療の提供を目指します。これからも医療者として少しでも地域の皆様のお役に立つことができれば幸いです。

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