技師長挨拶

熊本大学病院、中央検査部HPに来ていただきありがとうございます。中央検査部技師長の横山俊朗と申します。

中央検査部では日々精度の高い臨床検査の提供に努め、常に検査品質向上を心がけています。そのような役割を個々に認識し検査部スタッフ一同が心をひとつにして、チームワーク力のある協力的検査部を目指しております。

各検査部門の連携を強化し、情報の共有化を図り、日々の検査業務を円滑に行えるように心がけています。多数の検査項目から病態を意識した検査データの評価、および新しい評価方法も模索しながら、臨床の要望や学術的な要求に対しても真摯に対応し、精度の高い検査データの提供に努めています。

診療に直結する検査項目は専門性が高い新規検査として日々展開されており、更に検査項目のもつ情報量も複雑化しています。そのような中、日常の検査項目から価値ある項目や複数の検査項目による評価など、病態情報として提供することが、今後求められるのではないかと考えています。それらの基盤となるのが個々の豊かな人間力も要求されています。

検査測定および結果評価から、新しい現象や微小な変化などを診る感性も獲得し、情報の収集、分類していくことで、新しい評価方法につながり、更に価値ある検査報告へと展開できることと信じています。そのような考えを中央検査部皆で共有し医療の発展に大きく寄与できればと考えます。各臨床の診療科と連携をとり、診療のための高精度の生体情報を提供して参ります。


熊本大学病院臨床検査技師長
横山俊朗