入局希望の皆様へ
教育・研修
眼科専門医研修プログラム
プログラムの特徴
熊本大学病院眼科および専門研修連携/関連施設(年間手術合計 内眼手術5026件、外眼手術854件、レーザー手術1126件)では、各分野の専門家が在籍しており、偏りなく広く深く最新医療を学ぶことができます。また、眼科専門医が研修すべきほぼすべての手術を施行しているため、日本眼科学会が定めた研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験することができます。
眼科領域の多彩な眼疾患の正確な診断と病態理解を可能にするミニマルエッセンスを明確にした上で、ベッドサイドティーチングとチュートリアル学習を組み合わせた教育システムで、短期間に診療に必要な基礎知識を習得出来るようにしています。さらに、設定された到達目標については、指導医とは3ヶ月に1回、プログラム責任者である教授とは6ヶ月に1回、相互評価を行います。また、専門医取得に必要な学会報告や論文作成についても期間内に行えるよう配慮しています。
4年間の研修期間中、最初の1年目は専門研修基幹施設である熊本大学病院眼科にて研修します。受け持ちの症例数が豊富で指導医も多いので、この期間に診察技術、手術手技の基本を習得します。2年目以降は連携/関連施設あるいは熊本大学病院で研修を行います。この時期に白内障手術を中心に執刀症例を経験していきます。3年目以降は熊本大学大学院に進学し、診療や研修を行いながら臨床研究、基礎研究を行う事も可能ですし、さらに専門的な硝子体手術や緑内障手術の経験を積むことも可能です。専攻医の希望になるべく沿ったプログラムを構築しますが、いずれのコースを選んでも最終的に研修到達目標に達することができるように調整し、格差がつかないような工夫もします。
研修の週間計画
朝 (8:30~) |
午前 (9:00~12:00) |
午後 (13:00~17:00) |
夜 (~17:15) |
|
---|---|---|---|---|
月 | 病棟診察 | 外来/手術 | 外来/手術/病棟 | |
火 | 病棟診察 | 外来 | 外来/病棟 | 症例カンファレンス |
水 | 病棟診察 | 手術/外来 | 手術/外来/病棟 | |
木 | 病棟診察 | 外来 | 外来/病棟 | 症例カンファレンス |
金 | 病棟診察 | 手術 | 手術/外来/病棟 |
研修プログラムの責任者、担当連絡者
研修プログラム責任者:井上俊洋(教授)
研修連絡担当者:髙橋枝里(医局長)
連絡先 096-373-5247 (ganka@kumamoto-u.ac.jp)