【救急・総合診療部 実践3項目】 1.患者本位の救急医療の実践 2.プロフェッショナルな救急医療の実践 3.地域に貢献する救急医療の実践

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笠岡教授からのメッセージ

2017.04.16

 熊本地震から1年が経過しました。
 これまでに関連死を含めて200名以上の被災者が亡くなられています。謹んでご冥福をお祈りいたします。
 さらに、未だ4万人以上の被災者が避難生活を強いられています。被災地の1日も早い復旧・復興をお祈りいたします。

 当院救急部では、専任スタッフを中心に、専門診療科や看護部等のご支援をいただきながら、発災後の多数傷病者の初期診療に尽力しました。発災から1年が経過しましたが、当院で受け入れる救急患者数の増加が続いています。平成28年度(平成28年4月~平成29年3月まで)に受け入れた救急車の台数は2800台を超え、過去最高になりました。この救急車台数は全国の国立大学病院の中ではベスト10に入る数です。

 本年4月から救急部の専任スタッフは7名に増員されるとともに、診療助手などの兼任スタッフも9名に増え、合わせて16名の医師体制で救急患者の初期診療に対応しています。
 医師、看護師など救急外来を担当する医療スタッフが一丸となり、救急医療を通して地域社会に貢献したいと決意を新たにしています。

       (熊本大学医学部附属病院 救急・総合診療部 教授 笠岡 俊志)

写真

平成29年4月3日 新たな医師スタッフを迎えて、集合写真を撮りました。
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