各種サポート

がんピアおしゃべり相談室とは

　熊本県の事業の一つとして、2013年に熊本赤十字病院ではじまりました。複数の人が参加する「がんサロン」とは違い、がんピアサポーター（がんピアサポート参照）と呼ばれるがん経験者2名が、お一人の患者さんのお話をお聴きします。ご家族と一緒に訪れる方もいますし、ご家族だけで相談にお見えになることもあります。

　医療者には言えないこと、聞けないことも、同じ患者だからこそ話せることもあります。相談に訪れる一歩を踏み出せない方もいるかもしれませんが、話をしたことで、気持ちの整理をして行かれる方もたくさんいます。

　あなたのために扉が開かれています。一度、訪れてみませんか。

どんな相談ができますか？

　自分の症状、家族のこと、職場のこと、がんの手術、退院、職場復帰への不安など、年齢、症状を問わず、相談される内容は全てお話しをお聴きします。

　対応するのはがん経験者ですので、アドバイスや医学的な助言は出来ません。医療相談や社会的な問題は、がん相談専門員につなぎます。

がんピアおしゃべり相談室の開催状況

がんピアサポートとは

　ピアとは仲間のことをいいます。ピアサポートとは、同じ体験をした仲間（ピア）が相互に助け合う（サポートする）ことを意味します。

　がんピアサポートとは、がんをご自身が体験、もしくは家族として体験された方の助け合いです。似た体験をした仲間ならではの実体験に基づく情報提供や、治療や生活を送るうえでの気持ちをサポートします。

　熊本県では、自己研鑽を積み、がんピアサポートセミナーを受講したがん経験者相談員のことを、がんピアサポーター（がんピアカウンセラー）と呼んでいます。

がんピアサポートセミナー

　熊本県では、がんピアサポーターを志す方へ「がんピアサポート」について学ぶセミナーを毎年開催しています。

　がんピアサポートセミナーを受講し、がんサロンに参加して、あなたもがんピアサポーターをめざしませんか。

熊本市のがん相談窓口として

熊本市がんサポートセンター「がん相談ホットライン」があります。
がんに関する様々な不安や疑問に関する相談等に看護師、がん経験者がお応えしています。