熊本大学病院「ＭＥ機器センター」ホームページへようこそ

手術室での業務は、2008年4月より業者による立会い規制が施行され、手術室内での医療機器の操作及びセッティング等を、我々臨床工学技士が行っております。主に各診療科の内視鏡・レーザー・ナビゲーションシステム・顕微鏡のセッティングや脳神経外科における各種神経モニタリング業務・消化器外科のRFA(ラジオ波焼灼術)があります。また、2013年3月よりダヴィンチ Si(手術支援ロボット)が導入された泌尿器科領域の業務も行っています。

また手術室内にある医療機器(麻酔器、電気メス、輸液・シリンジポンプ等)を、安全に使用出来るように日常点検及び定期点検を行っております。

	心臓血管外科領域では、心臓と肺の代行装置である人工心肺装置の操作、術中の自己血回収装置の操作を行っております。2015年4月より新しい心臓血管外科の教授が就任され、多くの心臓血管外科の手術に対応できる体制になりました。
	また2014年1月よりハイブリッド手術室の運用が開始され、主に植込みデバイスの手術が行われており、2015年6月からは経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)も開始され、内科も外科も含めた循環器領域での臨床工学技士の業務では、より最先端の医療に携わっております。