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令和4年度(2022年度) 熊本大学病院 歯科医師臨床研修プログラム

 
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 Zoom面談については、随時受け付けております。
 下記URL等をご確認いただきまして、ぜひお申し込みください。

 ■申込み先
  歯科口腔外科 医局長:廣末 晃之
  E-mail: ahiro711(アットマーク)kumamoto-u.ac.jp


   ■歯科口腔外科URL
    http://www2.kuh.kumamoto-u.ac.jp/oralsurgery/students/


I. 研修プログラムの概要

1.歯科医師臨床研修プログラムの名称

令和4年度(2022年度)熊本大学病院歯科医師臨床研修プログラム

Aコース(単独型研修方式熊大1年+1年)
Bコース(単独型研修方式熊大1年)

2.歯科医師臨床研修プログラムの特色

 熊本大学病院では、歯科医師の卒後臨床研修を「単独型」の方式で行う。2つのコース、いずれを選択してもその到達目標が達成できるように設定している。
 Aコースでは、歯科医師臨床研修制度で求められている研修期間1年に加え、1年多く研修を行う。将来、口腔外科を志すもの、あるいは一定年限口腔外科をしっかり研修したいものを対象としている。1年目は口腔外科の外来、病棟が中心で、2年目には麻酔科、救急部(救急外来)での研修も行い、全身管理のできる歯科医を育成する。将来の専門医養成への足がかりとなる。
 Bコースでは、1年間で口腔外科に重点を置きつつ、プライマリ・ケアに習熟し、一般歯科全般を研修する。短期間ではあるが、麻酔、救急部(救急外来)研修も含まれている。

3.歯科医師臨床研修の目標

 患者中心の全人的医療を理解し,卒前教育で学んだ歯科医師としての倫理観や、歯科治療に関する基本的臨床能力(態度、技能および知識)を統合的に修練し、すべての歯科医師に求められる基本的診療能を身に付け、一口腔単位の総合診療を行える能力を習得し、生涯研修の第一歩とする。また、医療人としての倫理観を身につけ、患者に信頼され社会に貢献できる歯科医師を目指し、さらに生涯研修へ円滑に移行できるような道標的な研修を行うことを目指す。

4.歯科医師臨床研修プログラム管理

 すべてのプログラムの管理、運営は熊本大学病院歯科部門卒後臨床研修管理委員会で行う。本委員会は、熊本大学病院長のもとに設置された歯科部門の組織である。
 また、熊本大学病院総合臨床研修センターにおいて全てのプログラムの管理及び研修計画の円滑な実施や、研修管理委員会に関する事項について、熊本大学歯科口腔外科および臨床研修施設と連携し、より具体的な業務を行う。

【熊本大学病院歯科部門卒後臨床研修管理委員会】

(1)所掌事項
  ・研修プログラムに係わる基本的方針の決定に関すること
  ・研修プログラムの実施に係わる総合的な調整に関すること
  ・研修歯科医の採用及び処遇等に係わる総合的な調整に関すること
  ・研修歯科医の研修の評価に関すること ・研修協力病院・施設に関すること
  ・その他、研修及び研修歯科医に関する重要事項
(2)構成員
  ・熊本大学病院長(委員長)
  ・熊本大学病院総合臨床研修センター長
  ・プログラム責任者(正、副)
  ・臨床研修協力施設の研修実施責任者
  ・熊本大学病院事務部長
  ・有識者
  ・その他委員会が必要と認めた者

5.研修歯科医の指導体制

 研修歯科医は1年または2年の研修期間中、熊本大学病院総合臨床研修センターの管理の下に、熊本大学病院ならびに臨床研修施設において行う。
 研修期間中の指導体制は以下のとおり。

(1)プログラム責任者
 研修歯科医に対する助言、指導その他の援助を行う。

Aコース
 (正) 中山秀樹(熊本大学病院歯科口腔外科、教授)
 (副) 吉田遼司(熊本大学病院歯科口腔外科、准教授)
 (副) 廣末晃之(熊本大学病院歯科口腔外科、助教)

Bコース
 (正) 中山秀樹(熊本大学病院歯科口腔外科、教授)
 (副) 吉田遼司(熊本大学病院歯科口腔外科、准教授)
 (副) 廣末晃之(熊本大学病院歯科口腔外科、助教)

(2)研修実施責任者
 熊本大学病院各診療科・部及び、臨床研修施設における研修の実施を統括、管理する。熊本大学病院においては、プログラム責任者(正)をもって充てる。

(3)研修指導責任者
 熊本大学病院における研修歯科医の指導を総括し、臨床研修施設との連絡調整を行う。歯科口腔外科の指導歯科医の中から1名を配置する。

6.歯科医師臨床研修プログラム協力施設

 臨床研修協力施設:2施設

臨床研修協力施設名
研修実施責任者
指導を行う歯科医
阿蘇医療センター
高宗 康隆
阿蘇医療センター波野診療所
高宗 康隆

7.研修歯科医の評価体制

 研修歯科医の評価は熊本大学病院の指導歯科医および研修歯科医に関わる関係者からの評価の報告を受けて歯科部門卒後臨床研修管理委員会で行う。熊本大学病院長は、上記委員会の評価に基づき、修了認定を行い、修了者に研修修了証を交付する。なお、Aコースにおいては、卒後研修認定の判定は歯科医師臨床研修制度で求められた1年目修了時点で行い、研修修了証を交付する。

8.研修歯科医の募集定員並びに募集及び採用の方法

(1)研修歯科医募集定員:8名
Aコース(単独型研修方式熊大1年+1年):4名
Bコース(単独型研修方式熊大1年):4名
(2)研修期間
Aコース:1年(+1年)(令和4年4月~令和6年3月)
 ※1年目修了時点で修了を判定する
Bコース:1年(令和4年4月~令和5年3月)
(3)募集および採用の方法
Aコース、Bコースの各コース単位で公募し、全国マッチングシステムによって決定する 。

9. 研修歯科医の処遇

熊本大学病院における処遇 (令和2年度実績)

1)身分
有期雇用職員(医員(研修医))※非常勤
2)研修手当
給与(月額):約210,000円
3)勤務時間
月~金 8:30~17:15(12:00~13:00 休憩時間)
4)休暇
6か月の継続勤務の後、引き続く1年間に10日の年次有給休暇を付与(その他、忌引き、産休等有り)
5)時間外勤務
有(必要に応じて、時間外勤務を命じることがある)
6)宿舎の有無
7)通勤手当の有無
8)社会保険の適用の有無
有(次のとおり)
医療保険:全国健康保険協会管掌健康保険
年金保険:厚生年金保険
労働者災害補償保険:適用有
雇用保険:適用有
9)健康管理
定期的な職員健康診断等を実施する。
10)歯科医師賠償責任保険の適用の有無
熊本大学病院にて加入
11)当直の有無
12)研修医室の有無
有(医科共有)
13)白衣の支給
14)院内無線LAN使用可。医学系契約サイト閲覧可
(Up T0 Date、PubMeD、電子ジャーナル等)
15)研究会への参加  研修の妨げにならない範囲で可(費用の負担については個別対応)
※歯科医師臨床研修制度で求められた1年目修了までは一切の兼業は認めない
 
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