熊本県内に15施設ありますが、これ以外の施設でも緩和ケアを目的とした病床を運用している施設もあります。
緩和ケア病棟はホスピスとも呼ばれています。
緩和ケア病棟に入院できる患者さんとしては、がんの進行に伴う体や精神的な症状があり、がんを治すことを目標にした治療が困難となったり、あるいはこれらの治療を希望しない方を主な対象としています。緩和ケア病棟と一般病棟の違いには以下の様なものがあります。
緩和ケア病棟は、「重い病を抱える患者さんやその家族一人一人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアを行うとともに、外来や在宅への円滑な移行も支援する病棟」です。もちろん、終末期を過ごしていただく病棟と言う一面もありますが、それに加えて在宅療養中の患者さんの支援や、在宅療養への移行を支援する病棟という認識が、患者さんと家族だけではなく、医療者にも必要となってきています。
病院名をクリックすると、各病院のホームページが開きます。